9月である。
8月31日を以て夏の終わりとするこの感覚、義務教育期間で骨身に染み付いたものである事は明らかだ。かつて、『 夏休み=夏 』だったのである。
個人的見解として、『 夏 』はランニングと半ズボンで真っ黒に日焼けした少年達のものだと思っている。いや、むしろ少年達があの季節を『 夏 』たらしめているのか。

大学時代は9月も後半までの長い長い『 夏休み 』だったが、例え暑さは残っていても、気持ちの上ではとっくに秋だった。逆に卒業してからは、立秋すら過ぎた新盆辺りで僅かな休暇を享受するに甘んじている。思えば、歳と共に夏の輪郭も随分とあやふやになったものだ。もはや自分は夏に愛されてはいまい。

しかし少年でなくなった今も、楽しかった出来事には夏の陽射しと共に想い出されるものが多い様に思う。バイクに乗るにはキツイばかりだが、この歳になっても、夏はそんなに悪くない。
今年は恒例の湯の丸ツーリングも見送りとなった慌ただしい夏だったが、そんな夏の記憶を公的出版物を拠り所に手繰り寄せてみる。


梅雨明け後間も無く、いしちゃん邸ガレージに一同雁首を揃えた模様(TOPICS_19.JUL.’09参照)が、ネコ・パブリッシング刊『 ガレージ・ライフ 』Vol.41に掲載された。

ライターさんの事前申告通り、記事は『 対談 』的形態を採っていたが、色々な意味で実に可笑しい(笑) 何だろう、会話の内容は確かに事実に即しているのだが、適度に配されたディフォルメが妙に各人の個性を捉えている。若干の内輪ウケ的要素も内包してはいるが、温かく愛ある文章だ。書き手の人格の表出かもね・・・なんて。期待に応えたライター夫妻(笑)に拍手!

そして、主役たるいしちゃん邸ガレージも広々と写真映えしており、築後間もない豪邸の姿がプロの撮影によって誌面に刻まれるのは良い記念となったであろう。良かったね! ホンダ360Z−GTLは思いのほか扱いが小さかったが・・・


それから、これはオマケ。
その翌週にガッタゴト氏、ひで&今日子と4人で行ったフジロック(TOPICS_25−26.JUL.’09参照)。この際に駐輪スペースで撮られた写真が、三栄書房刊『 ストリートバイカーズ 』10月号に小さく載っていた。
しかし、何故4人一緒で撮られたのに掲載ページがバラバラなのか? 折角なら並べてくれれば嬉しかったと思うのだが。そして、前述の『 小さく 』にも色々ある。何故4人一緒で撮られたのにmotoのコマだけが際立って小さいのか? ・・・所詮、人間見た目が全てなのか(笑)


日照不足と評される今年の夏、確かに重く圧し掛かる様な陽射しは少なかった様に思う。それでも8月も幾つかの催事に赴いたり、麻布十番祭りで飲んだくれたりと、それなりに楽しんで、締め括りは雨だった。
・・・夏の終りの寂しさが何と比例しているのかは解らないが、一握の寂寥感と引き換えに、今年も鋳鉄ヘッドの季節が訪れる。



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