7月22日、6:00am。窓を開けると、昨夜来の雨が通りを濡らしていた。
実に46年振りに日本の陸地から皆既日蝕が観測出来る、今日はその日だという。勿論、晴れていれば、の話だ。『 世紀の天体ショー 』とはそういうものか。

11:12am。降り止んだ雨に一握の期待を抱いて天を仰ぐと、風雲急を告げるが如き空に、欠けた太陽が見え隠れしていた。
東京では部分蝕だが、七割程は欠けているだろうか。小説で言えば『 ソロモン王の洞窟 』、映画なら『 レディホーク 』辺りを思い出しながら、暫し目を細める。曇天がむしろ幸いしたのだろう、ごく一般的なデジカメでも、意外な程マトモに撮れた。
ここ数ヶ月の報道で一躍その名を世に知らしめた悪石島では、暴風雨に見舞われ日蝕は観れなかったという。全く、自然ってヤツには人智も及ばないなあ。

時に雨に打たれ、時に風に晒され、夏の暑さに身を焦がし、冬の寒さに震え上がる。自然の声を否応無く全身で受け留める、そんな前時代的な乗り物、バイクが愛おしいと思う。
それでもやはり、鋳鉄ヘッドに亜熱帯の夏はキツイのだ(笑) 嗚呼、秋が待ち遠しい。



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