日曜深夜の湾岸道路を、XLCRで疾走っているのには理由がある。
いつだって特に理由など無く、” 走る為に ”走っているが、今日ばかりは事情が違う。
相変わらず『 TOPICS 』の更新が滞っているので、話の始まりは一週間ほど前に遡る。

ゴールデンウィーク直前にXLCRが息を吹き返し、辛くもバイクの無い連休を過ごさずに済んだ。晴れて今週末は恒例の福島キャンプに参加出来る段取りだったのだが、生憎の雨模様でキャンプは延期に。参加予定だった面々は、HD1さんのお誕生日会&腹癒せBBQと称して都内で痛飲する事に。
中締めは既に終電が危うい時間帯に差し掛かっていたが、babe君の『 飲み代いいからタクシーで帰れ〜 』の声に墜とされて次の河岸へ。二次会解散時には、もはや他の選択肢は当然残されていないのでタクシーを拾う。ゴチでした〜
motoは失くし物をした事が殆ど無いが、傘だけはすぐ失くす。多分キライだからだろう。あまりに失くすので家にいつも傘が無く、豪雨に困る事もしばしば。そこで、簡単に忘れない様に少々値の張る傘を持ち歩く事にしたのだが、これが効果覿面。それ以来、傘を失くす事は無くなった。
この夜も、乗り慣れないタクシーの後部座席で自宅前まで傘を握り締め、『 あ〜、今日も傘失くさなかった 』と安堵して家の鍵を開けた。一っ風呂浴びて、ケータイでも充電して寝よう、と思ったのだが・・・あ〜、傘失くさなかったけどタクシーにケータイ忘れた〜
今しがた貰った領収書にタクシー会社の電話番号も記載されているのだが、ヨッパライは当然そんな所まで頭が回らない。
暫く悩んだ末に、睡魔に敗けて、寝た(笑)


一夜明けて日曜の朝、コージ君に貰った錠剤の効力か?いつに無く頭はスッキリ。
ようやく領収書の存在に気付き、タクシー会社に電話を掛けるも転送電話。聞けば、
『 今朝方ドライバーから遺失物で上がっているかも知れないが、日曜の日中は事務所が無人なので確認が出来ない。自分は24時から勤務なので、該当する物があれば電話する 』
との事。果たしてシンデレラの馬車がカボチャに戻る頃、自宅の固定電話のベルが吉報を告げた。簡単に身支度をし、ライダースを纏って家を出る。
長くなったが、これが日曜深夜の湾岸道路をXLCRで疾走る理由である。


そのタクシー会社は千葉県との県境のほど近く、江○川区内の住宅地にひっそりと事務所を構えていた。
判り辛いに違いない場所だったが、自分でも不思議な位あっさり辿り着いた。ケータイもあっさり出てきた。目出度い事である。


帰り途、5月にしては冷たい夜風が心地好く、そのまま海沿いの道を流す。XLCRは終始快調な排気音を奏でている。

先日、ショップへ修理の進行状況を覗きに行った際、ポイントカバーの中から大量の砂?の様な物質が!ウワッ、何じゃコリャ〜 見れば、ガバナが木っ端微塵に粉砕していた。始動不可の原因はコレだったのだ。
アイアンでブン回す人には時々ある、という話だが、恐らくはグリスも切れていたのだろう。お恥ずかしい限りである。部品交換とギャップ調整で、XLCRは呆気無く完調を取り戻した。他の細々とした事で結構日数は掛かったが。

久々のナイトランにしばし興じていると、気付けば時間は日曜の深夜では無く、既に月曜の早朝だった。薄ら白む東の空を見ながら家路に就いた。



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