2-3.NOV.’19


11月2日、長野県内某所。チェーンソーと斧を携え、にわか林業にいそしむ。そう言えば先週末も別の場所で、同じ様なことをしていたような・・・


ここは同じ県内でも千曲川が決壊するなどした長野市からは離れているが、先月の台風19号による被害の爪痕は充分に生々しい。なぎ倒された数多の巨木が当日の風雨の凄まじさを物語っている。

取りあえずは、今にも家屋の側に倒れそうなもの、道を塞ぎそうなもの、電線などに触れそうなもの、最低限それらを伐採する。やや手に余りそうな巨木であっても、樹頂部から細切れに、徐々に伐り落としていく。梯子とヘルメット、安全帯、そして根気を要する作業であった。


にわか林業の合間に乾いた喉を潤していると、色鮮やかな一羽のキジが目の前を悠然と横切って行った。綺麗な鳥だけど、アレって食べられるんだよな。いわゆるジビエ。自然の恵みっていいよな。


陽が傾く頃にはどうにか作業も一区切りついたので、そこはジビエ料理ではなく、昔からよく来ている蕎麦屋で遅めの昼飯を摂る。毎度お決まりの大天ざるは、秋には舞茸の天婦羅が入ったりもする。小さい頃から食べていたので、こういうのが信州そば、と自分の中では定義づけている。素朴な雰囲気だけど、好きである。


ここの暖房器具は残念ながら薪ストーブではなく灯油ストーブなので、今日打ち倒した木々もその燃料にはならない。ある程度は朽ちるに任せるにしても、大方は焚火で燃やすほかない。明日は朝から薪割りに精を出す羽目になるだろうが、どのみち乾かして火にくべるのは来年だ。量が量だけに、全て燃やし尽くすのに一体どれだけの期間を要することやら・・・



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