29.SEP.’19


今年もあいつがやってきた・・・


9月29日、日曜日。毎夏恒例、“ 稲川淳二の怪談ナイト ”東京公演へと足を運ぶ。
座席指定不可ゆえ自ら選んだワケではないのだが、いざ見てみれば『 4列44番 』席である。日頃なら縁起が悪いと思う向きもあろうが、怪談を愉しむのであれば望むべくもない上席ではなかろうか?

さて、怪談と言えばやはり夏の風物詩の最たるひとつに違いないのだが、その大前提からすると9月の終わりというのはやや遅過ぎる感はある・・・日付だけ見れば。しかし初秋とは思えぬ今日のこの蒸し暑さは、怖い話で涼をとりたいと感じさせるに余りある。
だがその意に反して人情噺がもとよりお好みな稲川淳二御大、近年は特にその色が濃ゆいというか、純然たる怖い話が減少傾向にある気はするなあ・・・とは言え御大の話芸と軽妙なトークは無論健在で、今年も楽しい2時間余りを過ごすことが出来た。


暫く経って先刻の会場脇を通ると、舞台セットや機材撤収の最中であった。黄色いパネルバンを横目に、黒いバイクで駆け抜ける。



そこは仲秋の候、夜も更ければ涼しげな風のひとつも吹くだろう、と見立てていたのが甘かった。薄手のスイングトップ一枚のみ羽織って自宅を出たのだが、それでも暑い、暑すぎる。去る5月末のA−DAYで暑さに耐えかねて以来この4ヶ月、正直バイクに殆ど乗らず過ごしてきたのだが、これだけ待ってもまだ暑い、暑すぎる。

今後もこの国で齢を重ねてゆく限り、少なくとも年の三分の一は空冷大排気量には乗れないな・・・あくまで、私個人は、である、念の為。



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