21.OCT.’18


かねてより公言してはばからぬ通り、酷く暑がりなバイク乗りであり、熱ダレの酷いバイクである。
故に、夏場の稼働率は著しく低い。
仲間と轡を並べることなど、6月にガッタゴト氏と海まで疾走ったのが最後である。


それ以降XLCRに跨ると言えば、思いがけず夜風が心地良い夜に、こらえきれずただ独り疾走りだすのみ。
真夜中の湾岸道路に工業地帯、夜明け前の無人のガソリンスタンド。誰の目に触れる事もなく、こんなバイク乗りが居ると誰が知る由もない。
時折すれ違うのは、憂いを秘めた長距離トラックや、せいぜい朝刊配達のカブぐらいのものである。


ようやく暑さも遠のいた10月21日、12:00am。
濡れたアスファルトを蹴って、雨上がりの目黒通りを駆け抜ける。数年振りに目指すのは、土曜の夜の第三京浜・保土ヶ谷PAである。久々に、ギラギラしたバイクとバイク乗り達をこの目で見たくなったのだ。はやる気持ちを抑えつつ、玉川ICからじわじわとアクセルを開けていく。

ところが・・・なんたる事であろう、いざ保土ヶ谷PAへと愛機を滑り込ませると、ものの見事に一台のバイクも居ない。そう、ただの一台もだ。かつての最盛期を目の当たりにしてきた者としては驚きを禁じ得ないが、これが保土ヶ谷の現状なのであろう、時代も人も移ろい往く。料金も片道310円になった。

それでも・・・久し振りに疾走る深夜の第三京浜は、昔と何も変わらず、やはり気持ちがいい。独りでもまた通う事にしよう、出来れば足繁く。



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