2.JUL.’16


一昨日の6月30日、父が逝った。69歳だった。
自分は決して孝行息子の類ではなく、むしろ親不孝者であったろうが、だからこそ尽きせぬ心残りはある。親父も自分も饒舌な方では無かったが、もっと多くを語り合うべきだったのではないか。ただ最期の瞬間に、傍で手を握っていられた事だけは幸いだった。
この2日間はあまり喪失感めいたものを味わう間も無い程に慌ただしかったが、取り急ぎ決めなくてはならない諸々の事が矢継ぎ早に決まり、ここにきて何だか茫然自失としてしまった。

何だかバイクに乗りたいな・・・と漠然と思いながら、腰を上げるきっかけも無かったところに、いしちゃんからのお誘いがあった。仲間の顔を見て、取り留めのない話にでも耽れば少しは気分も晴れるだろう。
大森のかふぇおかガ○ージで水出し珈琲を頂き、その後は5台のパーティで軽くナイトラン。楽しかった。帰路のR357、やや距離を置いて聴こえる数台の排気音を同行者と信じきって先頭を走っていたが、暫く経ってふと振り返ると、背後に居たのはまるで見覚えのないZ1とカタナとTRXだった。
思いがけず独りになり一抹の寂しさを感じるが、夜中に独りで疾走っているのなど考えてみればいつもの事だ。その後は思いつく限りの車通りが少ない道を選び、袋小路にバイクを停めて缶コーヒーを飲んだ。



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