28.SEP.’14


9月28日、9:35am。定刻より若干早くR246某所に到着したが、待ち合わせ相手のbabe君からは『 ちょい遅れる 』との一報を既に受信済だ。

珍しく一般道、しかも路上での待ち合わせなので、やや待ち時間が手持無沙汰である。周囲にベンチ等が無い場合はよくバイクのシートに横座りしているのだが、そんな時に飲みかけの缶コーヒーの置き場所としてエアクリーナーカバーが重宝する(笑)


10:05am。約30分遅れでbabe君が合流する。どうやら凡そ半年振りの始動に、ドゥカティ・900S2がヘソを曲げていたらしい・・・ いや、“ ベベル ”だけに、ご機嫌“ 斜め ”と言うべきか・・・


当初の思惑に照らして時間は遅れているが、秋の全国交通安全運動期間中という事もあって、路上は勤勉な地方公務員で溢れている。超法規的走行でこの遅れを埋め合わす事は極めて高い危険を伴うと判断し、予定を変更して用賀から東名に上がる。これは正に英断であったと言うべきで、僅かな区間とはいえ道中は快適そのもの。心地好い初秋の気候と相まって、実に清々しい気分である。


・・・と、快調だったのも残念ながらここまで。
10:40am。東名・横浜町田ICを通過して間も無く、股ぐらからの甲高い連続音で清々しい気分は呆気なく終わる。スターターボタンに触れてもいないのに、突然のセル回りっ放し状態だ。速やかに路肩へと逃げ、イグニッションをオフにしてもキーを抜いても、セルは止まらない。そう、スターターソレノイドの接点焼き付きである。話として聞いた事はあれど自身が経験するのは初めてなので、平静を装いつつも頭の中はほぼ真っ白だ(笑)
え〜っと、何をどうしたらイイんだっけ? 取り敢えずスターターソレノイドを引っ叩いてみたりするのだが、一向に接点が離れる気配は無い。babe君が『 バッテリーのアース外しちゃえ 』と言ってくれたので、ああそうか、とシート及びサイドカバーを外すが、ソケットを携行していなかったが故に結局シート下のアース線を切断。これにより、愛機XLCRは完全に沈黙した。
実はテンパって、無関係な線も1本切ってしまったのはここだけの話である。

事ここに到って為すべきは最早ただ一つ、黙って任意保険に組込済のレッカーサービスを手配するのみだ。折角のバイク日和に時間を空費させても申し訳ないので、こちらに構わずbabe君達には目的地へと向かってもらう。まあ、今日一番のお楽しみは既に提供させて貰った様な気もしないでもない。


ポツーン


疾走っている間は清々しく感じられた陽光も、遮るものとてないこの路傍ではジリジリと肌を焦がすばかり。そして熱く感じられるのは陽の光だけではない、国道との合流手前でノロノロと行き過ぎるクルマから容赦なく注がれる好奇の視線も、いたたまれない気分を更に加速させる(笑)


直射日光と人目の及ばぬ場所を求め、人力で一般道に移動してのち約30分。予想よりも大分早くレッカー車が到着。本来クルマを積むのが前提なのだから当然と言えば当然なのだが、それにしてもデカい。バイク1台積載には傍目に大袈裟過ぎる程である。思えばXLCRをレッカーに載せるのも、これで確かもう3度目か・・・

12:10pm。ホンの1時間半前にバイクで通過した東名・東京ICを、今度はレッカー車の助手席に座って通過する。考え様によっては、自分のバイクのフロントマスクを背後に眺めながら高速道路上を走るなど、なかなか得難い贅沢な経験である(笑)
秋だなあ〜


既に帰宅して寛いでいた夕方頃、心配してくれたいしちゃんから本日のイベント報告が届く。画像はその際に添付されていた物を拝借したが、“ YAMATO AUTO−BY MEETING ”。特に何をするワケでもない集まりらしいが、恐らく200台以上が参加して盛況だった、との事である。

結局またしてもバイク関連のイベントに参加し損ねたワケで、ますます“ 幻のXLCR乗り ”度に磨きが掛かった一日であった。



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