早いもので、前回『 TOPICS 』更新よりほぼ丸一年の月日が流れ去った。その間これといって特筆すべき出来事も無かった・・・ワケでは決してなく、むしろ結構色々な事が起こったのである。
思えば一昨年の夏、PC故障の際には随分とデータ復元に苦労させられたものだ(TOPICS_25.AUG.’10参照)。結論から言えば、その教訓はまるで活きなかったという事である。昨秋、ハードディスク交換からまだ一年余りのVAIOが再び起動不能に。当面安泰と高を括り、バックアップを取っていなかったホームページのデータも無論?再び修復不能である。事ここに到ってはPCも修理ならぬ新調であろうと、後継機に悩んだ挙句またVAIOを買った。かくしてネット環境には復帰したものの、前回の苦心の記憶がまだ生々しいだけに、サイト復旧作業にはなかなか気が向かない。見て見ぬ振りで雑事に感けるうち、結局丸一年ほどが経ってしまったのである。

しかしいざ重い腰を上げてサイト復旧に取り掛かると、思いの外快調に作業が進み、賞味1週間程度で消失部分を概ね再生出来た。折角なので、久々の『 TOPICS 』もここにUPする。
さて何から綴ろうか・・・と考えてはみたものの、先代VAIOよりUPされた最期の『 TOPICS 』は稲川淳二御大の怪談ナイトである(笑) 2週間後に迫った今年の公演もチケットは当然押さえてあるが、つまりはホントに丸一年という事だなあ。時間の経過と共に記憶もかなり薄れているので、今更語れる事もさほど無い。昨年後半の事はこの際黙殺し、年明け以降のデジカメ画像から目に留まった物にのみ一言二言添える事としよう。


今年は東京にもよく雪が降った。豪雪地帯の方々には申し訳ないが、東京っ子のmotoは雪が降ると少々ワクワクしてしまう。普段なかなか着る機会のないランチコートやマッキノークルーザーをわざわざ引っ張り出して、夜明けの街を無意味に徘徊したり。この見慣れた街も薄く雪化粧すれば一晩で別世界、ちょっとしたテーマパークだ。遠く江戸時代には雪の結晶を図案化した“ 雪輪文 ”なんて柄が流行ったり、もともと江戸っ子は雪が好きなんだなあ。まあ、バイクには乗れないけどね。

 

2月、東京ゲートブリッジ開通。建造中のその威容を新木場側から遠く望み、かねがね『 早く渡ってみたいな〜 』と思っていたものである。早速出向いてみたところ、確かに疾走れば気分爽快だが、イメージしていたよりも随分呆気無く渡りきってしまう。まあ区間が区間だけに距離が短いからなあ・・・
とは言え最近では、夜中に少し走りたくなった時の定番ルートに、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジと渡り、運河を眺めながら缶コーヒー、というパターンが新たに加わった。


4月。寒波の影響で開花は少し遅れたが、あたかも当然の様に桜も咲いた。


5月、昨年は行けなかったA−DAYへ。開場直後から眼光鋭く獲物を探すが、motoの胸に刺さる様なモノはなかなか無い。結局は会場内を幾度か周回し、何人かの知人と声を交わして、出店で求めた肉の塊を頬張るのみ。XR一家ひで&今日子+侠ちゃんとも久々に逢えた。しかし芽出度くも第2子ご懐妊とは寝耳に水! 養生しなっせ〜

解散後はいしちゃんと共にHD1さん宅ガレージへ。お預けしっ放しの2号機も、ほぼ未着手のまま2年近くが経った。今回は試しにカウルレス状態にしてみる。ウ〜ン、ライト廻りをどうにか処理しなくてはならないが、これはこれで結構カッコイイ・・・様な気がする。


そして、問題のケース割れ部分を世界初公開。これはと目を疑う向きもあろうが、なかなか強烈に壊れている。当然修復不可だ。実は先日’78XLCRのケース単体極美!という出物に一度遭遇はしたのだが、予算の都合で結局入手し損ねた。細々とした使用予定パーツと完成形の構想だけはあるのだが、肝心のケースが無い事には何も前に進まないなあ・・・

 

6月、キャンプに行った。雨だったのでクルマだが。まあ、この時季にキャンプを計画するのがそもそも間違いだろう。とは言え結果オーライ。気心知れたヤロー連中のみで和気あいあいとクルマに分乗、麓で食材を買い込み、神奈川県内某所のキャンプ場へ。今回はテントサイトでなくバンガローを押さえたのだが、なんと各戸軒先にシンクとプロパングリル、テーブル&チェアの類も完備。メラミンのテーブルウェア類すら備え付けられているので、ハッキリ言って身一つ手ブラで来てもどーにかなる。しかも先月オープンしたばかりらしく、全てが真新しく清潔だ。まだ知名度も低いのだろう、悪天候も手伝ってか、この快適なキャンプ場を独り占め・・・いや一組占め。陽も墜ちぬうちからビール飲んで肉焼いてビールの無限連鎖に興じるガッタゴト氏、ノビン氏、いしちゃん、motoであった。

 
 

すっかり夜も更けた頃、ようやくオガっちも合流。この頃になると辺りはやや冷え込んできたが、間近の滝と風雨による湿気が強烈で、涼しいのか蒸し暑いのか判断に苦しむ。そうこうするうち皆それなりに酔いも回って、いしちゃんによる恒例の?チキンラーメンが今夜のシメとなった。

一夜明けると、雨もあがって陽が顔を出している。淹れたてのコーヒーとトーストを頬張れば、後は滝壷からのマイナスイオンをたっぷり浴びて家路に就くのみ。今回は自前の道具を殆ど使っていないので、後片付けもラクチンだ。運さえ良ければ?錫杖を打ち鳴らす修験者の一団にも遭遇出来そうなこのロケーション、出来れば次回は秋頃に来たいね・・・

 
 
 

7月中旬の或る深夜、いしちゃんに誘われて横浜で夜お茶。湿気が何処かへと吹き飛んで、不思議な程に涼しげな夜だった。今にして振り返れば、どうやらあの瞬間こそが関東甲信越地方の梅雨明けであったらしい。真夜中のオープンカフェで、ヤロー2人がアイスコーヒーとクレープ。当然写真なんて無い(笑)

8月初旬の土曜日、大井競馬場で催された『 東京部品交換会 』なる小規模スワップミ−トへ。パーツ等数点を入手したが、当日の様子は撮っていないのでこれも割愛。

その翌日の日曜日、今度は毎夏恒例、お台場・青海駐車場で催されるムーンアイズのスワップミートへ・・・行こうと思っていたが行かず、ガッタゴト氏、babe君、jin、アヤちゃんと清里まで一っ走り。盛夏とはいえ、早朝の山間はヒンヤリとして気持ちいい! ああ来て良かった・・・と思ったも束の間、陽が高くなるにつれ外気温も順調に上昇、それと共に鋳鉄ヘッドも熱ダレ開始。休憩等で一度エンジンを止めてしまうと、暫く冷まさないとなかなか始動しない。蕎麦も美味かったし露天風呂も気持ち良かったが、オイルタンクで太股は火傷するは、帰路の渋滞ではエンジンが心配で・・・やはり鋳鉄ヘッドに夏はイカンな、夏は。

 

しかし火傷の痕もまだ生々しい8月下旬、懲りない男の姿が残暑厳しい外環下り線上にあった。前方を往くはガッタゴト氏。バッテリー充電器とテスターを携え、目指すは埼玉県某所、オガっち邸だ。
思えば、快走するオガっち号XR1000の勇姿を最後に目にしたのはいつの事だったろうか・・・先日その事が話題になり、自ら綴った『 TOPICS 』を振り返ってみたのだが、捜せども捜せどもその姿を見付けられない。導き出された結論は、『 ウ〜ン、多分もう六、七年は見てないね 』というものであった(笑) 当然、検切れして久しい。
このままではイカン、と取り敢えず新品バッテリーを共同購入させたのだが、どうやらヘソを曲げたXRはバッテリー載せ替え程度では息を吹き返さなかったらしい。このままでは折角買ったバッテリーもいずれ放電し果て、久々にカバーを捲られたXRは再び永い眠りに堕ちるだろう。そうはさせじと、微力ながらオガっち号XR復活の一助となるべく、2人参じたのである。

 
 

バッテリー脱着の為、マフラーが既に外されているXRの前で話し合うこと暫し。そもそもセルが回らないので、充電からして足りていない様だ。やや時間を掛けて補充電すると、セルは景気良く回ったが、クランキングする気配がまるで無い。プラグを外して火花は飛んでいる事を確認し、ついでに渇ききったエンジン内にプラグホールから少量のオイルを垂らしてやる。3人掛かりでマフラーを装着する。しかし暫くセルを回してもガソリン臭がまるで無く、どうにも燃料系統がアヤシイ。タンクキャップを外すと弱いながらも揮発性の匂いはあるので、一応ガソリンは腐っていなさそうだ。ならばとコックやホースの詰まり、キャブ等を疑うが・・・
いや、そもそも何年もスタンドで傾けっ放しだったので、タンクのコック側にもフロートにもガソリンが全く無いのでは?
三人寄れば文殊の知恵、とはよく言ったもので、実に単純ながらこれが正解であった。車体をやや右に倒して燃料を充分に送ってやると、幾度目かのトライで徐々に手応えが! その数分後、純正マフラーのジェントルな咆哮と共に、オガっち号XRは呆気無く目覚めたのである。

 
 

検切れ中ゆえ走らせる事は出来ないが、近くの緑地まで押し歩いて久々にエンジンを回してやる。隅々までオイルが行き渡る様に、徐々に、優しく。意外な程にアイドリングも安定しており、オガっち自身は勿論、ガッタゴト氏にもmotoにも笑みがこぼれる。後は固着したフロントブレーキと、光量、光軸さえどうにかすれば車検ぐらいは通るだろう。
久方振りのローリングサンダーショーにいつまでも聴き惚れていたいところだが、ガソリン残量も乏しいし、長引くと近所迷惑である(笑) 今日はご馳走するよ、というオガっちの言葉に甘え、一先ずXRを仕舞って近くのジョ○サンへ。近年、3人で食事と言えば専ら呑みなのだが、今日は飲むワケにも行かないのでハンバーグやらカレーライスを頬張る。その見慣れない光景が何となく不思議だ(笑)

食事とひとしきりの雑談を終え店を出ると、辺りにはすっかり夜の帳が下りている。緑地を渡る少し冷んやりとした夜風が、気の早い秋の虫の音と、夏草の匂いを運んで来た。8月最後の週末、気持ち良い夏の夜に友達とバイクとファミレスがあって、刹那、心はふと十代に戻っていた。たったそれだけの事だけど、今年も良い夏だったな。移ろい往く季節を感じながら、冬が来る前に3人で疾走れる事を期待しつつ帰路に就いた。

・・・と、実はこの一日を記録しておきたいが為に、サイト再開に重い腰を上げたと言っても過言ではないmotoなのであった。2012年前期回顧録も取り敢えずここまで、次回からは通常『 TOPICS 』に戻る予定〜



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