8月28日、7:20am。4.4ガロンタンクとエアクリーナーカバーの隙間から、ケイヒンバタフライの様子を窺う。ヒケが起きてやや肉痩せこそしているものの、先だって特盛した液体ガスケットは充分に硬化している様だ。密着度も取り敢えず申し分無い。数回スロットルを捻り、ガソリン滲みの無い事を確認する。


エンジン始動後、大事を取って長めの暖気運転を行うが、アイドリングも低めで安定している。このまま首都高C1に駆け上がっても、特に不安は無さそうだ。3号線を下り方面に流れるクルマを縫いながら、様子を見つつ徐々に回転を上げていく。


8:03am。大井松田ICで東名を降り、本日の1次集合場所である某コンビニ前に到着。道中、海老名SA近辺で10km弱の渋滞擦り抜けを余儀無くされたが、ほぼ予定通りの時刻に先着隊と合流出来た。
本日の面子は事前に把握していなかったので、ここでは予想を上回る人数にやや驚く。HD1さん、ふにゃ山さん、ガッタゴト氏、babe君、jin、tetsuさん、いしちゃん、ユウコちゃん(babe公認・新人)と、motoを含め早くも9名8台の一団となった。


やや曇り気味な空の下、隊列を組んでR246の緩やかなワインディングを流す。
愛機のエンジンは快調に回っているが、時折ケイヒンバタフライが低速で息を吐く。交差点や一時停止で若干モタつくが、外気温や標高のせいであろうと楽観する。何せ元々、夏場は大して調子が良くないのだ(笑)!


8:50am、凡そ4ヶ月振りのFISCOこと、富士スピードウェイに到着。一同の目的は勿論、2011年度MCFAJクラブマンロードレース第2戦・CSSCオープンにエントリーした、すのこさんの応援である。
ガソリン残量が僅かだったガッタゴト氏とmotoのみ西ゲート前のGSで給油し、一歩遅れて2次集合場所である東ゲート前駐車場へ。程無く、ひで。&今日子with侠ちゃんもクルマで合流した。


自分達のバイクを前にあれこれ喋りながら、通過していく他の来場者のバイクを眺めているだけでも意外と時間潰しにはなる。そうこうする内、この集団の人数は更に膨れ上がっていく。繰り返すも、本日の面子は事前に把握していなかったので、結構な台数に驚いてしまう。正直、存知上げない方々も居たりしてもはや良く分からないが、最終的には恐らく20台前後のバイク、取り分け9台のXR1000が並んだのだろうか?

10:20am、予定された全員の到着を以て、一同ゲートを潜る。


意気揚々と入場したは良いものの、台数が多い為にピット付近には全車停まりきれず、数班に分かれて駐輪場所を探す。
babe君と共に場内を彷徨っていると、XR1000をウォームアップ中のすのこさんと遭遇! 今年はスプロケットの丁数も上げ、カウル装着の高速サーキット仕様とされた模様。どうやら人馬共に調子は上々の様だ。頑張って下さい!

ピットロードの雰囲気を盛り上げるべく、motoも恒例?のタイムスリップコスプレに興じる(笑)

’83年デイトナのH−Dワークスチームをイメージした昨年は、傍目にややコスプレだと伝わり難かった?様なので、今年はより古風に’78年頃のオンタリオ辺り、片田舎のH−Dディーラーチームをイメージ。
XR1000と並ぶと時代設定がややズレるのだが、AMF純正チューリップハットと、ノーズパッド無しのB&Lレイバン旧型バロラマがキモだ。毎回言うとクドい様だが、純正ジャージの裾は当然Gパンにインとする。周囲の冷たい視線も今や慣れっ子、何処吹く風である。

11:00am、CSSCオープンクラスの予選がスタート。前回同様、同クラスはエントリー台数が少ない為に他クラスとの混走となる。リックマンCR、CB750Four等の4気筒勢、トライトン、BSAロケット3等の英旧車勢と共にXR1000が疾走る!


高年式スーパースポーツがメインの他クラスを見てしまった直後だけに、何とも親近感の湧く音と速度で各車周回を重ねていく。一部車両の速度域はもはや牧歌的ですらある(笑)

にも関わらず、コンパクトデジカメ手持ちでの流し撮りは今年も絶不調、すのこさんの勇姿はフレームに収め損ねた・・・ 走行中の体感ほどにタイムは伸びなかったそうだが、同クラス決勝前列グリッドを獲得されたのは充分にご立派である。


居並ぶ旧車勢の中でも、やはり際立って心地好い排気音を奏でていたのはXR750であった。エントリー資料によると’72年式となっているので、アロイXR750としては最初期型だ。だとすると機関、車体共に相当手が加えられている事にはなるが、伝統のシルエットは不変である。コンパウンドの柔らかいダート用タイヤを履いているので、表面はかなり溶けていた。

CSSCオープンの予選タイムアタックも終了して一段落。

パドック内には子供連れ、家族連れの参加者なんかも結構居て、なかなかアットホームな雰囲気漂うレースである。が、中でも群を抜いて微笑ましいのはこの母子であろう(贔屓目)! 贔屓ついでに、画像にボカシ枠も付ける(笑)

しかしたった4ヶ月振りなのに、侠ちゃん随分大きくなったなあ〜 ますますひで。に似て来たぞ。
・・・耳だけ今日子似(笑)

どうやら決勝は4:10pmのスタートとなるらしく、それまで大分時間が空く。小腹も大分空いているので、場内のレストラン『 ORIZURU 』にて一同昼飯を摂る。
今回オーダーしたのは“ 激辛赤富士レッドカレー ”(だったかな?)と、何故かフォンダンショコラ。メニューの写真で気付きそうなものだが、バニラアイスが添えられていて少し焦る。早急にデザートタイムに移行しないと溶けちゃうので〜
しかし期待に反して激辛カレーは決して“ 激辛 ”でなく、むしろ“ 甘辛 ”だというのが、同メニューを食されたふにゃ山さんとmoto共通の見解であった。ともあれ、具は少ないが味はそれなりのカレーを早々に完食、溶ける前のバニラアイスにありついた。こちらの味もまあそれなり、かな?


甲高いエキゾーストノートや焼けたタイヤの匂いから隔絶された空間で、一同暫しまったりする。

当初の予定では勿論決勝まで見届けるつもりだったのだが、東京組の多数派は早くも引き揚げるという。曰く、『 夏休み最後の週末だから、夕方以降は絶対大渋滞になる! 』とか。まあ正論と言えば正論、更に『 帰ったら皆でBBQ 』という魅惑の囁きに敗け、後ろ髪を引かれながらもFISCOを後にする。一体何の応援に行ったのやら? 嗚呼、すのこさんスイマセン・・・


帰路は東名・御殿場IC〜東京(東名終点)間を各々のペースで疾走る。東京料金所外で一旦解散、自宅にバイクを戻してから、BBQ飲み会目当てに再度合流した(笑)
すのこさんの本戦結果はメールで確認したのだが、最終ラップまで表彰台圏内を走行するも、まさかのガス欠でスローダウンとの事。軽量化の為、燃料計算ギリギリで出走されたのだろうが、無念の一言に尽きる! 恐らく9月、10月のツクバにもエントリーされるのかと思うが、また応援に行けるかな?

なお余談であるが・・・すっかり酒も進み、jinの踊るAKB48で失笑している頃、HD1さんからケータイに連絡が・・・聞けばtakkey号XR1000ブルースサイクルが何処かでコイルパンクして立ち往生中らしいのだが、誰もケータイアドレスや電話番号を知らないのだという。残念ながらこちらBBQ隊も全員知らない。では何故立ち往生している事が判ったのか?と言うと、某SNSのツイート欄か何かに早々と自らの窮状をつぶやいていたらしい。
ん〜、まあそんだけ余裕あるなら大丈夫っしょ!と静観する事になったのだが(笑)、果たして無事福井まで帰り着いたのだろうか・・・



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